自分の発明は自分で特許権に仕上げよう(その3)
(1)タイトルにある「自分の発明は自分で「特許権」に仕上げよう。」とは、上記の事前準備に始まり、特許出願書類の作成、特許出願、審査請求、出願書類(明細書、図面等)の補正、特許登録、特許維持年金の支払いまでの一連の作業を意図しています。これら作業にまだ慣れていない人も多いと思います。分からないことがあれば、各都道府県にある「INPIT知財総合支援窓口」(INPIT:工業所有権情報・研修館)に相談すると良いでしょう。特に自前のパソコンで出願ソフトを使いこなす自信が無い場合には、INPITの端末からネット出願させてもらうこともできます。
(2)特許出願はネット環境さえあれば誰にでも出来るので、スタートアップにとっても大きな設備投資を必要としません。また何か分からないことが有ればインターネットで検索すれば殆どの疑問は解決します。このように、特許出願に関連する仕事は「リモートワーク」に最適と言えるでしょう。